vol.80 数学は数字の言葉
・音楽はミュージシャンの言葉、漫画は漫画家の言葉
・私たちは言葉でしか理解できない
入るは易しされど学ぶは難し
和葉さんの書き込み(特別収録)
・学ぼうという意志のなさ
・宇宙全史は末期がんの告知をする
はい、こんばんは。スーザンさんの質問を次々とやっておりますが、難しいですね。スーザンさんの質問は。
難しいというか、深いですよね。宇宙全史の学びに対してですね、非常に真摯に向き合っておられるので、 答える方もエネルギーが必要です。質問④です、スーザンさんの。
『質問➃ 動画62にて、この世界にあるものはすべて既にあるものであるということ、そして、既にあるものの構造を数字を用いて書きおこそうとして出来上がった体系が数学なり物理学であるとご解説頂き、これまで多くの数学者が自問自答してきた「数学とは一体何なのか」という長年の問題に対し、決定的な解答が与えられてしまったかのような気さえしております。』
これですね。ちょっと浅い答えでした、僕の方は。スーザンさんがそこまで感銘を受けていただいたのは感謝しかありませんけども。
確かにそうなんですけども、もうちょっと深い意味がありまして、ちゃんと答えておけばよかったんですけども。
まさにその通りなんです。
この世界にあるものは全てすでにあるものであるということ、それを、その構造をですね、数字を用いて出来上がったもの、ということなんですけども。
数学というのはね、言葉です。(※数字は言葉)
数学者の言葉ですね、数学者が用いる言葉。
音楽ってのはミュージシャンが用いてこの世界を表現する言葉じゃないですか。絵画ってのは、絵描きが表現する言葉。
漫画ってのは漫画家が表現する言葉じゃないですか。
だから、古川は今は御祭舟って漫画書いてますけども、 あれはまさしく古川が若い頃、もっと言うと子供の頃から実はずっとインスピレーションがあったんですよね。それ、どっかで言ったと思うんですけども、はっきりは言ってないですけどもね。そのうち、古川くんの許可が降りたら言ってみたいと思います。書いて、これ喋ってみたいと思いますけども、みんなそれぞれそうですよ。
だから、数学者は数字を用いて数学を表現してるわけです。うん、それが1番正しいでしょうね。物理学者も数字を用いて表現してますけども。
だから、数学ってのは、1足す1は2とか、加減乗除、掛ける、割る、足す、引くだけじゃなくて、なんかこの変なインテグラルみたいな変な文字、積分かな。 とか微分とか、あとなんだっけ、デルタとか、なんかあるでしょ。わけのわからん、ま、あれはもう文字ですよ、はっきり言って。
数学者ももう数字が足りないから、いろんな文字持ってくるわけですよね。ギリシャ文字とかラテンとか。
そのうち足らなくなって日本語なんかも使うんじゃないかな。古文とかね「ありをりはべりいまそかり」とかさ。わかんないけど。
だからね、実際に量子力学とかなってきたら、もう数学を言葉として使用する、言語を数学、数字として用いないと表現できなくなる時が来ますよね。
π(パイ)なんかそうでしょ。あれ無理数でしょ、πって。だから数字では表せないでしょ。3.141って無限に行くわけでしょ。今何桁か、何億桁かスーパーコンピューターでやってますけども。だから、数字を表さないのをπっていう文字で表してるじゃないですか。こういうπね。
まんだらけのπっていう、なんだっけ、あれでしょ、
スタッフ「通貨」
通貨まんだらけ通貨。だから言葉ですよ。数字ってのはね。そういうこと。
だからアーティストと一緒、数学者は。
『目風様が動画内で2進法や、10進法の意味について触れられておられたことや、 この中のどこかには1623進法を使っているものがいるかもしれないという例え話をされていたことも、とても印象深く感じましたと。地球の過去の文明でも、シュメールやバビロニアなどでは60進法を使用していたと言われておりますが、
彼らの世界観というのは、10進法を使用している現代人の世界観とは根本的に異なるものであったのでしょうか?』
60進法っていうのがですね、確かあったんですけども。あれは12進法の倍数ですから、12進法とあんま変わんないです。
12進法は何かっつうと、こうほら、時計だから色々あるんですけども、これ調べてないので今説明できません。すいません。そのうちまた調べる、つうか、めんどくさいんで、 わざわざ調べることもないですけども。多分ね、ラ宇宙のことで何進法と調べなきゃいけないんで、そのうち調べてまたご報告します。
『また、オーム宇宙は二元性に基づいて構成されていると教えて頂いておりますが、これは単純に考えてしまうと、オーム宇宙が2進法(0と1の列)によって表現可能なシステムを持っているということでしょうか?』
うん、どう言うこと?これ違いますね。
これはもう何進法であろうが二元性です。二元性の中で何進法っていうのがあるだけで、 10進法であろうが2進法であろうが4進法であろうが3進法であろうが、これは二元性です。
だから二元性っていうのは非常に根源的な、体系ですよね。体制・体系ですね。
『そうしますと、別に二元性(2進法)に拘らずとも、三元性(3進法)や5元性(5進法)』
これは違いますね、だからね。
『別に二元性(2進法)に拘らずとも、三元性(3進法)や5元性(5進法)の基幹システムを持つ宇宙が存在しても良いような気がしましたが、この妄想は行き過ぎでしょうか?』
行き過ぎです、はい。ただですね、3元性、5元性の世界があるかどうか、これはもう確認してませんから分かりません。
いつか確認したいと思いますが、多分ないと思うんですけど、わかんないです。
『また、目風様が捉えておられることと直接関連があるのか甚だ疑問ではありますが、数学では、各素数pに対して、p進数(ぴーしんすう・英語では p adic number)と呼ばれる通常の数字(実数)とは異なった「架空の」数体系が構成されております。
※ 2進数、3進数、5進数...と各素数ごとに別々の数体系が存在しており』
へえ面白いね。
『※ 2進数、3進数、5進数...と各素数ごとに別々の数体系が存在しており、それぞれ2進法、3進法、5進法...と密接な関係はありますが、2進法などがあくまでも実数を表わしている一方で、2進数などは実数とは異なる数体系を構成しております。』
これ逆に知らないから興味ありますね。どういうことなの。実数とは異なるっていうことは虚数なの。
虚数でもないのかな。
『一般には「架空の」数字と捉えられるp進数ですが、数学の中では確かな市民権を得ているため、2進数、3進数、5進数...という別々の「数体系」に対応する宇宙がどこかに存在していると考える数学者もおられるのではないかと思います。』
あ、なんかそんな気がしてきましたね。これなんだろう。虚数かしら。虚数でもないよね。虚数なら虚数って書くもんね。
面白いですね。
『p進数とは全く異なると思われますが、動画62にて、他の宇宙にも数という概念があることを伺っておりますと、数字の概念の大元はかなり深いところにあり、生命の認識に関して基本的な意味があるのではないかと思われてきます。』
また、これも先ほど申し上げましたように、あれですよ、 数(すう)、数(かず)は、数字は言葉ですから。
認識に関しての基本的な意味があるというのはまさにその通りですし、もう僕らは言葉でしか理解できませんから。 僕らっていうか二元性を超えていない限りはですね、形ある世界にこだわっている限りは理解できないので、 数とか言葉でしか理解できないと、認識できないということです。それはその通りです。
『まだ考えがまとまっておりませんが、いつかきちんと問を整理して、数字が表す大元のシステムの探究にチャレンジしてみたいと思っております。その際はどうぞよろしくお願い致します。』
こちらこそよろしくお願いします。また少し時間ありますね。
質問⑤ これ結構あるな。⑥まであるから。
はい、今日はここまでですね。はい、じゃあお疲れ様でした。